2020東京オリンピック大会ボランティアの内容がヤバ過ぎる!

2018-06-14

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こんばんは。ぴあのねこです。

twitterを見ていたら、フォローしている方のリツイートで見つけました。

2020年開催の東京オリンピック。

いよいよ再来年に迫ってきたのですが…。大会ボランティアの募集内容についてネットニュースでも問題視されていた記事を過去に見ていたけど、どうやら当初の計画通りにボランティア募集が始まるようです。

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2020東京オリンピック大会ボランティア募集の条件がひどすぎる件

「ひどすぎる」というより、遠方に住んでいる方にとっては条件が厳しすぎるのではないかな?と思えるような内容でした。

その内容とは?

募集・運営組織:公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会

募集人数:80000人

活動期間:大会前後や期間中、オリンピック(2020年7月24日~8月9日)・パラリンピック(2020年8月25日~9月6日)それぞれ10日間以上を基本とするも、開催期間等によっては期間を下回る事もある。連続での活動は5日以内。

活動時間(1日あたり):休憩・食事を含めて8時間

応募資格:2002年4月1日以前に生まれた方。活動期間中日本国籍または日本に滞在する在留資格を持つ方。

活動の際に支給されるもの

・ユニフォーム一式

・ボランティア活動中の飲食

・ボランティア活動向けの保険加入

・活動期間中の滞在先から会場までの一定の交通費

※宿泊費や滞在先までの交通費は自己負担

東京2020大会のボランティア活動より

一番に問題視されるのが、大会会場まで泊りがけでないと来れない方。東京オリンピックに向けて宿泊施設が不足するとの事で民泊等も出てきているというのに、宿の確保が難しいのではないかと。かといって、テント持参で野宿もこのご時世危険になってきたし、ましてや世界各国から選手団が来るのにセキュリティの問題もあるのではないかと。

かといって、会場まで通える程度の首都圏在住だけにターゲットを絞っても80000人も集まれるか?

体育系の学校や各種アマチュアスポーツ団体等と提携して、ボランティア駆り出しになるのがオチになりそうだけど、学生でない限りこれほどまとまった期間にボランティアに行くのも難しいと思うのですが?

ボランティアの内容も、受付や案内、サポート役ならまだしも、大会関係者が移動するときの車の運転もボランティアの種類に含まれていたので、いくら運営側で保険はかけても事故等に巻き込まれたり、逆に事故を起こしたら…恐らく二種免許を持っている方を対象とするのでしょうが、ボランティアとしては荷が重いかと。

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大会運営団体も「公益社団法人」ということで税法上優遇されている訳だし、東京オリンピックに向けてのサポートグッズの販売や寄付だって集まっているのだから、大会運営で賄えない部分をボランティアがフォローするような形にしたり、活動期間を大会開催期間中10日以上とするよりも、社会人でも参加しやすい5日以上等にしないと学生か自由業でない限り厳しいような気がしてなりません。

HP見ると、『ボランティア運営に関わる有識者や経験者、選手に加えて、より幅広い専門家の知見を取り入れるために設置した「ボランティア検討委員会」での意見を参考にしました。』と書かれており、ボランティア検討委員会のメンバーも載っていました。

ボランティア検討委員会のメンバー一覧はこちら

日本テレビ系のメディアが入っているのは「24時間テレビ」の関連でしょうか?

24時間テレビも、多くのボランティアが参加しています。

しかし、24時間テレビのメイン活動期間は2日間。

オリンピックの活動期間は10日以上、しかも来年から2時間程度のオリエンテーションや少なくとも2回の研修に参加しなければなりません。

必要な人数が揃えば良いのですが、正直働く世代にとっては

「オリンピックボランティアに参加するため休暇を下さい」

と休みの申請が通るかどうか?

2~3日ならまだしも、大会前後併せて20日程度の期間中に10日の休暇申請をあげるのは、シフト勤務(希望休と組み合わせ)でも難しそうです。

一生に何度もある訳でないので、めったにない機会だからと快く送り出してくれる企業であれば良いものの、働き方改革で仕事量は変わらず残業を減らす方向にシフトしている中で長期休暇は冠婚葬祭でないんだから厳しいのではないでしょうか?

実際のところ、蓋を開けてみないと(=募集開始しないと)わからない部分ではありますが、ジャンルは違えど現にボランティアとして活動している身から見て「ここまでボランティアに求めるのか?」と驚いたもので取り上げてみました。

既に多額の税金が投入されているのですよ?

施設工事に関しては税金がかかるのは致し方がないとしても、それ以外の部分で多額の費用がかかっているのでは?

公益財団法人にありがちな「天下り」もありますし。

定員人数が集まれば良いのですが、最悪の場合は首都圏に住む学生が総動員されるのでしょうか。

年金生活者という話もありましたが、今年のように猛暑だったりすると熱中症の危険があるし、今の年金生活者でのんびり暮らせている人たちも限られていますよ?

家族や親戚の年金世代も「年金ではとても生活できない」と、働きにでてますもの。

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