音楽教室から著作権料徴収を認めた文化審議委員会のメンバーは?

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こんばんは。ぴあのねこです。

今回は、今年1月から徴収開始予定だった音楽教室が音楽著作権料を徴収の件で動きがあったのでまとめてみました。

一言で言えば

「へぇ…そ~ゆ~事でしたか。メンバーに関係者がいればどうしようもないじゃん」

ってところです。

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文化審議委員会にJASRACの理事がいた!

音楽教室運営団体が中心となり「音楽教育を守る会」が、1月より開始予定だったJASRACによる音楽著作権使用料徴収の裁定申請を出していた件。

その流れについては、過去のブログにupしています。

で…

文化庁長官より文化審議委員会に諮問を受け、その結論が本日出たそうです。

日本音楽著作権協会(JASRAC)の著作権料徴収に反対する音楽教室側でつくる「音楽教育を守る会」が、徴収保留を求め宮田亮平文化庁長官に裁定申請した問題で、長官から諮問を受けた文化審議会は5日、徴収開始を認めるよう答申した。

両者は東京地裁で係争中。答申は、守る会が求めた訴訟終了までの徴収保留は認めず、長官が裁定をした日から徴収可能とした。ただ、係争中であることを踏まえ、JASRACに対し、徴収に応じない音楽教室には司法判断確定まで督促をしないなど、社会的混乱を回避する措置を取るよう求めた。

時事通信より

前回、この内容を取り上げた際に文化庁長官についてしか調べなかったのですが、

諮問を受けた文化審議委員会のメンバーを調べてみたら、言葉が悪いけど「出来レース」と捉えられても仕方がないかも。

文化審議委員会のメンバーはこちら(敬省略)

・石井 恵理子:東京女子大学教授

・伊東 祐郎:東京外国語大学大学院教授・副学長・附属図書館長

・岩崎 まさみ:北海学園大学客員教授

・大渕 哲也:東京大学大学院教授

・沖森 卓也:立教大学教授

・亀井 伸雄:独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所長

・熊倉 純子:東京藝術大学教授

・薦田 治子:武蔵野音楽大学教授

・紺野 美沙子:女優,国連開発計画親善大使

・佐藤 信:東京大学大学院教授

・篠田 昭:新潟市長

・道垣内 正人:早稲田大学法科大学院教授,東京大学名誉教授,弁護士

・藤井 恵介:東京大学大学院教授

・松田 陽:東京大学准教授

・馬渕 明子:独立行政法人国立美術館,国立西洋美術館長

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・宮崎 法子:実践女子大学教授

・やすみりえ:川柳作家

・湯浅 真奈美:ブリティッシュ・カウンシルアーツ部長

・渡辺 俊幸:作曲家,一般社団法人日本音楽著作権協会理事,洗足学園音楽大学教授

(平成29年12月27日現在・文化庁HPより)

芸大や音大の教授も含まれているので、それぞれどの程度の影響力があるか不明ですが、

渡辺氏は日本音楽著作権協会理事、つまりJASRAC関係者がメンバーに含まれていた事になります。

文化審議委員会のメンバーが上記で、今回の諮問に全員参加していたのか、そこまでは他にも情報を探してみたものの明記されていませんでした。

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自分も音楽教室から音大に入った身なので、その辺の流れは知っていますが、音大に入る為には専攻する楽器は勿論、選択する学部によっては副科でピアノや声楽を専攻しなければなりません。

私はピアノ専攻だったので、ピアノ教室の他に楽典(筆記試験)とソルフェージュ(歌)に通いました。

昨年同窓会に参加した際に、当時在籍していた教授と数十年ぶりにお会いし、地方の音楽教室へピアノの指導に出かけている話をききました。

音大教授でも、個人でピアノ教室を開いている先生がいらっしゃるのも耳にしています。

音楽教室から著作権料を徴収→レッスン料に転嫁される→レッスン料が上がる→通うのをやめる

極端な話になるけど、こういった流れもあり得るかと。

芸大・音大の教授もいるようですが、ゆくゆくは自分で自分の首を絞める結果になると思うのですが…どうなんでしょうかね。

結局は、JASRACの言うなりになってしまうのでしょうか?

なんとも腑に落ちない話です。

そういえば思い出した!

JASRACへの著作権料の支払に関して聞いた話ですが、ジャンルによっても著作権料が異なるそうで、何故かjazzだと結構高いとか!

スタンダードJAZZなら、誰が著作権を持っているのか不明なのに、それでも徴収するとなれば「一体何の為に?」となりませんか?

HPで著作権を管理している曲と使用料を明記すれば、少しは支払いに対して納得いくのではないかと思うのですが。

一方的に巻き上げる方法は、反発を招くだけではないでしょうか?
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