山中伸弥教授が研究したiPS細胞の現在は?ノーベル賞受賞裏話も!
こんにちは、ぴあのねこです。
こちらでも、昨日から桜まつりが始まりましたが、週末は残念ながら雨模様。
今週も忙しくなりそうなので、大人しく体力温存しています。
さて、4/13放送の「カンブリア宮殿」は、iPS細胞を発見した京都大学の山中伸弥教授についてです。
iPS細胞発見から10年!医療化に向けての現在は?
生物を形づくる様々な細胞に変化できる「iPS細胞」を山中教授が発見して10年ーー今や再生医療や新薬開発の切り札として世界中で研究が進められ、近年は臨床試験が行われる段階まできた。大学病院に勤める手術下手な医師がなぜ、誰もなし得なかった“細胞の初期化”に成功し、ノーベル賞を受賞できたのか?山中教授の格闘の半生と、実用化が近づく“iPS医療”の最先端に迫る!
yahooテレビより
2012年にノーベル生理学・医学賞を受賞したニュースは記憶に新しいと思われますが、そもそもiPS細胞について医学系に関わっていないと名前だけは覚えていても、どんな細胞なのか忘れてしまうので、どんな細胞なのかを簡単に載せてみました。
iPS細胞とは?
人工多能性幹細胞であり、人間の体細胞に少数の因子を導入することにより人工的に開発した幹細胞です。
無限に増殖する能力と体の全ての細胞を作り出す能力があり、「万能細胞」と呼ばれることもあります。
・身体の様々な細胞に分化させて移植する再生医療
・iPS細胞由来細胞に病態を再現させて薬の開発を行う
再生医療に関しては「移植」しか手段のない患者さんにとっては実用化に向けて非常に興味深い部分でないかと思われます。
というのも…。
勤務中に電気によるやけどで、事故から今年で30年になる現在でも皮膚が塞がらない家族がいます。
事故が起こった当初は、右足の損傷が激しく、足の切断も検討するように言われました。しかし、当時在籍していた形成外科の先生がとても研究熱心な先生で、できる限り切断する箇所を小さくとどめる事を提案。右足切断から、右足の指二本切断で済みました。
しかし、足の裏に残った傷は身体の内部から起こったやけどにつき、傷の完治が困難であり、皮膚移植も行いましたが未だに傷が塞がりません。場所が場所だけに、足が蒸れたりすると炎症を起こしかねないので、毎日の手入れが重要になります。
皮膚の再生を促進する薬も使用していますが、目に見えた効果まで至っていないのが現状です。
ちなみに、旦那が深い切り傷を負った時に医者へ行くのを頑なに拒否されたので、(本当はダメなのですが)試しにこの薬を使用したら一週間ほどでほぼ完治できました。
薬としては効果はあるのですが、電気によるやけどの傷には向いていないようです。
家族も年をとり、自分のケアもなかなかできなくなってきました。
免疫力も落ちてきたので、傷のケアを怠って炎症を起こすと簡単に治らなくなってきました。
「再生治療」が実用化されるのであれば、やけどの傷にも利用できるのではないかと期待しています。
それから、新薬の開発。
親族にがん患者がいますが、だんだん使用できる薬がなくなってくると聞きました。転移を防ぎ、がん細胞を完全に破壊できる薬が早く開発されることを願っています。
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今更ですが、ノーベル賞の祝い金は「洗濯機の購入費だった」!?
受賞の記者会見で「自宅の洗濯機の修理をしている最中に報せが入った」と語っていたことから、当時の野田内閣が閣僚懇談会でノーベル賞受賞の祝い金として洗濯機購入費16万円を贈ることを決定した。
wikipediaより
勿論、今後の研究費は長年にわたって政府からも支援が出されたとwikipediaにありましたが、この祝い金に「16万?」と思ってしまいました。ノーベル賞の政府からの祝い金ってもっと高額かと思っていましたが、そうでもないのですね。
余談になってしまいました。
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