2018冬からチェーン義務化!?いつから?区間は?
こんばんは、ぴあのねこです。
今週末はついに雪の予報が出ているというのに、未だにタイヤ交換を済ませていません。
自分でタイヤ交換できるので、休日までなんとか乗り切れれば…と思っているのですが。
さて、今回は今冬から義務化になるチェーン規制についてです。
スタッドレスタイヤ履いてれば十分じゃん!
…個人的にはそう思っています。
2018年冬からチェーン義務化!?って急すぎませんか?
実は、個人的にはスタッドレスタイヤがかなり古くなってきたので、タイヤを買い替えるかチェーンを巻くか考えてはいたのですが、スパイクタイヤ時代を知っている親族から「スタッドレス+チェーンは余程雪深い地域に行くのでない限り勧められない」と言われました。
スタッドレスは夏タイヤと比べて表面が柔らかく、チェーン装着状態で雪のない道を走るとタイヤに負担がかかるらしい…と。
そんな中、チェーン義務化の話題を見つけました。
そういえば、冬道のチェーン着用が義務化されるような話はチラッと耳にしていたのですが、なんと今冬から対象ということで。
yahooニュースで見ていたのですが、思わず「はぁ?」と言ってしまいましたよ。
そこで、調べてみたら国土交通省のHPでパブリックコメント募集のページを見つけました。
詳しい内容はこちら (PDF形式)
このPDFによると、『11/1に国土交通省で開催された第4回冬期道路交通確保対策検討委員会で、大雪時の道路交通の確保のためにいわゆるチェーン規制を実施すべき旨が示された』ということになります。
しかし、施行が予定とはいえ12/1って早すぎませんか?
自分もそうですが、チェーン持っていないユーザーは少なくないと思います。
所謂雪国に住んでいますが、周りでタイヤチェーンを持っている方は少ないかと。
スキーやスノボなど、雪山へ行く方ならFF式では弱いのでチェーンを持っていたり4WD車だったりしますが、スタッドレス+チェーンは余程の事が無い限り使用しないのではないかと。
それに12月から実施するのであれば、報道機関や道路情報板(電光掲示板等)を使って、広く周知すべきではないでしょうか?
どこの区間がチェーン規制入るのか?
標識に関してパブリックコメントを募集していたようですが、12/1に間に合うのですか?
第4回冬期道路交通確保対策検討委員会のメンバーは?
ということで、チェーン規制が決定した元となった検討委員会のメンバーについて調べてみました。
国土交通省のHPに検討委員会の案内と委員名簿がありました。
・天野真志氏 読売新聞 東京本社論説副委員長
・石田東生氏 筑波大学 名誉教授 大阪府出身(出身はwikipediaより)
・片田敏孝氏 東京大学大学院情報学環 特任教授 岐阜県出身(出身はwikipediaより)
・国崎信江氏 (株)危機管理教育研究所 危機管理アドバイザー 神奈川県出身(出身はHPより)
・佐野可寸志氏 長岡技術科学大学大学院 教授 徳島県出身(出身はfacebookより)
・関谷直也氏 東京大学大学院情報学環 准教授 新潟市出身(出身はwikipediaより)
上記委員の中で、どれくらいの方が雪道の運転を実際にされていることでしょうか。
出身や活動されている地域を見る限り、佐野氏くらいではないかと思われますが、長岡市といっても雪深い所もあればそうでもない所もあるので、雪道の運転を何十年もされてきたのかどうか?
関谷氏は新潟出身のようですが、大学進学時に新潟を離れています。
防災関連に関しては有識者ですが、現実問題として雪国に住んでみないと解らない部分は多いのではないでしょうか?観光等で一時的に訪れるのと、現地で生活するのでは雪の扱いが全く違いますから。
雪の少ない太平洋側等では、急な積雪に備えてチェーンを持っている方も多いと聞きますが、雪国在住者でチェーンを持っているのがどれくらいの割合だったのか把握していないのではないかと見られます。
委員の方に対して失礼ではありますが、机上の空論としか思えません。
本当に12/1から開始するのであれば、どの区間が規制入る等、数ヶ月前に知らせておくべきではないでしょうか?規制区間を調べようとしましたが、どこのページに載っているか不明でした。
そもそも、そんな簡単に法整備なんてできるものでしょうか?
自分は、スタッドレスに替えると必要最小限の移動しかしないので、恐らく移動範囲内にはチェーン規制はないと思われますが、急に規制対象地域になったら通勤も無理かもしれませんね。
~12/3追記~
先日、地元のスーパーとホームセンターへ買い物に行った時の事。
スタッドレスタイヤの予約受付カウンターはありましたが、チェーン売場はありませんでした。
勿論、チェーン規制に関する話題もなかったです。
国土交通省のパブリックコメント募集記事には、12/1(予定)と書かれていたので、もしかするとまだ準備中の可能性が高そうです。
ドライブに良く行く方の話によると「山岳道路だけじゃね?」との事でした。
12月に入っているのに、未だに区間が公表されていない所が気になります。
色々探していたら、国土交通省の各都道府県に雪道規制に関するリンクが張られていたので、
そちらを載せておきます。
冬山へ向かわれる方や標高の高い山岳道路をリンクを貼っておきます。
チェーン規制区間が公表!実施区間は改めてお知らせが
昨日、国土交通省のHPで規制区間が発表されていました。
(↑クリックするとリンクします)
国道のみですが、自分の行動範囲内で思いっきり規制がかかっているではありませんか!
R112号の月山道路は「やっぱりな…」とある程度理解できるけど、R7号の葡萄峠(地名から見ておそらくその区間だと思われる)は「そんなにチェーンつけないと走れないか?」と思える。
福井県は、昨シーズンの豪雪の影響でしょうか。
規制かけるのは大雪が予想される日ということで、3日前から周知されるそうです。
とはいえ、月山道路は冬期間の山形道で庄内と内陸を行き来する際に通る道なので、厳しくなりそうですね。
雪国在住ドライバーの一人として、声を大にして言わせてほしい事が!
スタッドレスにチェーン巻いたところで、豪雪による交通マヒが解決できるとは限らない!
豪雪時の立往生防止に向けての法整備だったのでしょうが、たとえチェーン装着しようとも、車体が埋もれるほどの積雪があれば(=亀の子状態になったら)たとえスタッドレスにチェーンを装着しても立ち往生になります!つまり、チェーン規制で解決できる問題でないこと。
ちなみに、青森在住の元同期や山間部に転勤なる可能性がある妹、スノボへ行く弟は、それぞれ四駆車ユーザーです。四駆×スタッドレスで雪山も問題なく登れるそうです。
一方、FF車の私は、2シーズン目のスタッドレスで冬の宮城蔵王へ行くことになり、パウダースノーの外灯が全くない山道の中、あまりのタイヤの空回りに半分泣きそうでした。これでも、アクセルに強弱をつけて反動つけて雪道を登って行ったんだが。後日、友人とほぼ同じルートを通った連れは、友人の車が四駆であったから、楽々山道を通り過ぎれたとの事でした。
~12/25追記~
12/27辺りから12月にしては十数年に一度の強い寒波が来るということで、チェーン規制の発表がないか情報を探してみたのですが、今の所まだ発表されていないようです。
チェーン規制の区間について、もっと分かりやすいページを見つけました。
(↑国土交通省のHPへリンクします)
こちらのページは、国道・高速道路両方の規制区間が載っているので、一度に確認できます。
また、大雪時のチェーン規制と共にピーク時は通行止めになる事も書かれていますので、週間天気予報をチェックして規制がかかりそうな時は迂回ルートを探しておいた方が良さそうです。
(地元だから道がわかるだけだけど、山形道で山形県内を横断するのであれば、国道112号月山道路の迂回路がかなり遠回りになる為、規制がかかりそうだったら新庄経由で国道47号を通った方が無難かもしれません。)
ちなみに、高速道路の通行止めはこちら↓
・新潟県/長野県 上信越自動車道 信濃町IC~新井PA
・山梨県 中央自動車道 須玉IC~長坂IC
・長野県 中央自動車道 飯田山本IC~園原IC
・石川県/福井県 北陸自動車道 丸岡IC~加賀IC
・福井県/滋賀県 北陸自動車道 木之本IC~今庄IC
・岡山県/鳥取県 米子自動車道 湯原IC~江府IC
・広島県/島根県 浜田自動車道 道大朝IC~ 旭IC
新潟県・長野県・山梨県ならなんとなく解る気もしますが、もっと雪深い所ありませんか?
北東北や北海道が規制かかっていないのが不思議でなりません。
元々積雪・凍結があるから、凍りにくい路面だからというのもあるかもしれませんね。
スポンサーリンク
~1/30追記~
チェーン規制はやはり「机上の空論」だった!?
1/25(金)に発生した国道47号の通行止め。
山形市内から遊佐町方面へ通勤している方の話。
月山道路(国道112号)がチェーン規制の対象区間になってから、山形県を横断する時に国道112号使用せず、国道47号を使用する大型車が増えたとの事でした。
山形県北部の日本海側から横断するのであれば、国道47号を利用した方が距離や時間も短縮できます。しかし、山形県南部の日本海側(新潟県方面)からの大型車まで国道47号を利用するようになった為、平日の日中でも交通量が増えたとの事でした。
大型車の交通量増加=速度が遅くなる=車の流れが悪くなる。
そんな中発生した、国道47号の通行止め。
国道47号は、最上川沿い周辺を走る国道で、峠道ではないものの、カーブや勾配のある道路が多いです。ただ、除雪後は道路の両端に雪が積み上げられてしまう為、車幅が狭くなった所で大型車同士がすれ違えなくなり、片方が雪にハマってしまって身動きがとれなくなってしまったとの事。
ダンプカー等の大型車は大抵タイヤチェーンの装着を行っている為、国道112号の交通規制がかかったとしても、通行には問題がないのですが…。
この日、普段であれば2時間程度でたどり着ける道が、5時間かかったという話を耳にしました。
山形県を横断する幹線道路は冬期間は主に2つになってしまいます。
1つは今回通行止めになってしまった国道47号。
もう1つはチェーン規制の対象になってしまった国道112号。
その他にも、国道344号と国道113号がありますが、国道344号は冬期間通行止め。夏季だって大型車が通れない位の道幅です。国道113号は新潟県村上市(旧坂町)方面に出てしまう為、山形県横断するのであれば不便かと。ただ、国道7号葡萄峠を通らずに新潟県村上市南部まで無料区間として高速道路がが開通きていけれど…
なにはともあれ、112号の交通規制は3日前からお知らせを長こと。これさえできていれば、防げた規制だったのではないでしょじょうか
スポンサーリンク
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません