茶殻自販機登場!伊藤園のリサイクル歴史と開発内容とは?

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こんばんは。ぴあのねこです。

最近は麦茶パックを水筒に入れて持ち歩いているので、ペットボトル飲料を飲むことがありませんが、外出先で飲むのに「お~いお茶」はよく飲んでいます。

今回は「お~いお茶」の製造元、伊藤園の話題です。

茶殻をリサイクルした自販機まで登場!伊藤園の茶葉リサイクルがすごい!

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7月、お湯を注いだ後の茶殻入り樹脂をはりつけた自動販売機が、横浜情報文化センター(横浜市中区)に設置された。自販機は日差しを受けると表面温度が60度Cを超えるが“茶殻自販機”は上昇を10度C以上も抑える。茶殻が取り込んだ水分が少しずつ蒸発して熱を奪い、自販機を冷ますためだ。道に水をまいて涼をとる「打ち水」と同じ原理だ。

伊藤園はワンウィル(横浜市中区)、サンロック工業(大阪市中央区)と共同開発した「茶殻配合シート」を、自販機の表面に採用した。温度上昇の緩和以外に、カテキンによる抗菌効果もあり、病院や介護施設への設置が期待される。

ニュースイッチより

伊藤園のHPによると茶殻のリサイクルに取り組んでおり、当初は使用済みの茶葉を乾燥させて、肥料や飼料にリサイクルしていたものの、乾燥させるにもコストがかかり、年々増加する茶殻に対応しきれなくなりました。

そこで、水分を含んだままの茶葉をリサイクルさせる方法を開発し、製品化することができました。

リサイクル製品第一号となったのは、「さらり畳」

畳の表面を茶殻で掃除することから、畳と茶殻との相性が良い事に注目し、開発されたそうです。

畳も消臭効果がありますが、茶殻と組み合わせることによって消臭効果が倍増しそうですね。

 

他にも、茶殻配合の樹脂を開発し、プラスチック製品を開発。

茶配合紙製品や建材まで、伊藤園が茶殻をリサイクルして開発した品数は100点に上るそうです。

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使用済み茶葉ときくと、地元が白鳥の飛来地なので、小学生の頃に冬になると白鳥のエサにするために使用済茶葉を乾燥させて持っていくのがありましたが、こんなに多くの製品にリサイクルされるとは…!

リサイクル製品内容はこちら(伊藤園HP)




製造系の仕事に関わった事がありましたが、製造段階で発生した廃棄物をそのまま廃棄するのではなく、リサイクルして製造段階に再利用する方法を開発している企業を見たことがあります。

通勤でJRを利用していた時に、ペットボトルからベンチや制服に再利用しているPOPを見たことがありましたが、伊藤園のように多岐にわたるリサイクル製品を開発する企業は、知る限り多くはないかと。

「廃棄物」も見方を変えれば「製品」に変わります。

こういった考え方は、自分の生活にも当てはまる訳で…。

普通に捨てれば「ゴミ」にしかなりませんが、ペットボトルやアルミ缶、食品トレー等分別すれば「可燃物」として出していたゴミも少なくなります。

手間はかかりますが、ゴミの量が減る=ゴミ袋のかさばりが少なくて済む=ゴミ袋の減りが少なくなる…ということで、自分達の生活を見直すきっかけとなったニュースではないかと思いました。

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