自動車税が減税?対象クラスは?期間はいつから?

2018-12-08

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こんにちは、ぴあのねこです。
すっかり寒くなりました。
天気予報通りに、外を見たら真っ白!もあり得そうな位に冷え込みが厳しいです。
さて、今回は自動車税についてです。
自動車販売業等の関連団体からの要望であった自動車関連税の引き下げに応える形になった…?というものでしょうか。

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自動車税引き下げに!対象車種や期間は?

自民党は、来年の消費税増税に伴う景気対策として、自動車を保有する際にかかる「自動車税」を最大4500円引き下げる方向で最終調整に入りました。来週には決定する見通しとなっています。

対象:2019年10月以降に購入

引き下げ額
1000CC以下:29500円⇒25000円
1500CC以下:34500円⇒30500円
2000CC以下:39500円⇒36000円

こうして見てみると、引き下げ額が一番大きいのは1000CC以下の引き下げ額4500円です。

知り合いに電気自動車ユーザーの方がいるのですが、電気自動車は排気量0につき1000CC以下の区分に入るそうです。

「排気量0なのに、何故自動車税を払わなければいけないんだ!」

とたまにボヤいています。確かに、排気量に応じて課税される自動車税なので、排気量0なら当然0円(=課税されない)と思いたくなってしまいます。しかし、よく見ると「1000CC『以下』」なのです。だから課税対象になってしまうというのではないかと個人的にみています。

自動車ユーザーにとって本当に得なのか?

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ここで気になるのが、「増税後に自動車購入した方が本当に得なのか?」という所ではないでしょうか?

引き下げ額が一番大きい1000CC以下クラスで考えてみましょう。

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トヨタ・パッソの本体価格は117万円~186万円(価格comより)ということで、車両本体価格で計算してみたいと思います。スタッドレス必須の地域なので、楽天市場に出ていたタイヤ・ホイールセット30000円(税別)も計算に含めてみましょう。

一番安い価格帯でスタッドレス込でちょうど120万円。消費税が96000円⇒120000円。差額24000円。

一番高い価格帯でスタッドレス込で189万円。消費税が151200円⇒189000円。差額37800円。

自動車税はおよそ1サイクル10年と考えて、引き下げ額4500円×10年=45000円。

車両本体価格+スタッドレス以外にもオーディオやナビ、ドライブレコーダーやETC車載器などオプション品が追加されるので、各種税金等除いて一番安い価格帯で130万~140万位かかりそうです。

減税が無いよりはあった方がユーザー側にとって良いに越した事はありませんが、タイヤ等のゴム製品は急に値上げされた時もあったので、今年と同じ価格で買えるかわかりません。

増税対策になっているかといえば正直微妙なところではないでしょうか。

増税後は過去の統計からも消費が冷え込む傾向になる=販売店側も値引き額が増える可能性大なので、ゴム製品以外の本体価格が安く可能性は高いかもしれません。

軽自動車は現時点では減税の対象外なので、軽自動車に関しては増税前に買っておいた方がお得かもしれませんね。

自動車税の減税よりもガソリン暫定税の撤廃の方が個人的には助かります。

それよりも、そんなに後から理由付けた感満載の増税対策を出してくる位なら、最初から増税しなければ良いのでは?と思うのは私だけでしょうかね。

現に消費税導入された平成元年からの30年間、実所得平均は下降線をたどっていると言われているし、自分も残念ながら総収入は増えても税金や年金・社会保険料を引かれるとマイナスになっています。

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