「居留守を使って不在票を確認」配達業者の負担が増える原因では?

2017-04-17

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こんばんは。ぴあのねこです。

通信販売を全く利用していない方が少ないくらい、今の世の中では通信販売の利用が増えているそうです。

自営業や家庭の事情で家を空けられない方や、田舎で欲しい商品が行動範囲内で買えないとか。

私も一人暮らしをしていた時は、実家からの仕送りがあったので、ほぼ月に一度の割合で荷物を受け取っていました。それ以外にも通信販売の荷物など。

身内の仕事がらみで、実家からの荷物は「ゆうパック」を使用していましたが、シフト制の仕事だったので遅番になると11時には自宅を出て、帰宅が24時過ぎる事もありました。早番でも帰宅が21時の日もあり、時間指定で荷物を送っても配達時間までに間に合わなかったこともしばしば。

再配達も20時~21時以外は2時間刻みなので、「時間指定する位なら引き取りにいっちゃえ」ということで、配達局に受け取りに行ったことも多かったです。幸いな事に、仙台市内の配達局は窓口が24時間営業だったのと、自宅から車で5分程度というのもあって便利でした。

ヤマト運輸の過重労働がきっかけとなった、今回の宅配業者再配達の問題。通信販売会社と利用者、それぞれが意識を変えていかなければ、この問題は解決できないのではないでしょうか?

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不在票が届いてから再配達を依頼する客

1人暮らしの女性や高齢者を中心に本当に宅配かどうか疑って居留守を使い、不在連絡票で荷物を確認してから再配達で受け取るケースが浮かんだ。宅配業者を装う強盗事件も現実に起きている。居留守が是か非か、悩ましい問題だ。

毎日新聞より

それを考えると、自分はなんて無防備だったろうと思うのだが…。

確かに配達日時を指定しても、偶然宅配業者を装った奴が現れるかもしれないし、難しい所ですよね。

今のアパートはカメラ付きインターホンなので、本当に配達員なのかはドア付近まで出なくても解るし、身に覚えのない宅配が来たときは「何処からの荷物ですか?」と事前に聞くようにしています。

一人暮らしだった時は、郵便局の方に「月に一度実家から荷物が届くので、しばらくお世話になります」と伝えたので、インターホンで返事をすると「実家からの荷物ですよ~」と教えてくれることもありました。配達員を信用していたから出来たことですが、モラルのない配達員だと危険ですよね。

しかし、配達する方の身になって考えた事はありますか?

もし自分が配達の仕事をすることになって、どうみても家の中から明かりが見えているのに、インターホンを押しても反応がないって、気分が悪いと思いませんか?

確かにやみくもにドアを開けるのは危険な世の中になってしまいましたが、時間指定した宅配物を居留守使って不在票が入るまで放置するのもどうかと思います。

例えば「ドアを開けずに何処からの荷物か訊いてからドアを開ける」とか、言葉は悪いけど築30年以上のボロアパートだって、ドアにチェーンはついているので、チェーンをつけた状態でドアを開ければ仮に不審者だとしても、それ以上ドアを開けられないし力づくでドアを閉めるなり、その場で通報する手もあるのではないかと。

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スマホ利用者向けヤマト運輸のアプリから事前に配達日時変更ができる!

一人暮らしだった時によく利用していたのがクロネコヤマトとゆうパックだったので、配達日時指定ができない通販会社から荷物が発送されたときに、配達番号を入力して不在票が届く前に都合の良い日時に変更していました。ポイントも貯まるし、自分が荷物を出す事も多かったので、ラベルの印字サービスを利用した事もありました。

クロネコヤマトさんを多く利用する方でスマホお持ちの方は試してみてはいかがでしょうか?

 

通販会社も配慮が必要

やはり、一番はここだと思います。

「アマゾンの物流センターは、言ってしまえば実質的な店舗ですから、そこに大量に置いてある商品を掃き出せば掃き出すほど売上げは伸びていく。つまり、在庫の回転率を高めることが経営上の重要な課題になっているわけですね。

在庫の回転率を高めるということは、商品が物流センターに滞留する時間を短くするということ。そのためには物流センターを24時間フル稼働させ、商品をコンスタントにデリバリーできるようにしなければならない。行き着く先が、当日配送というわけです」

「キャンセル率を低くすることです。例えば、アマゾンで服を注文したあと、『あ、家に似たような服があるからやっぱりやめよ』となることがあるでしょう。これ、ネット通販会社からすると見込んでいた売上げがなくなるばかりか、物流センター内での作業の途中でキャンセルされた商品だけ抜き取るのは大変で、それだけコストも掛かる。

これを避けたいから、“キャンセルが入る前に届けてしまえ”というわけです。そうした状況を作るためには、発送から納品までのリードタイムをできるだけ短くしなければならない。やはり行き着く先は、当日配送というわけです」(物流ジャーナリスト・森田氏)

livedoornewsより

あくまでも、物流ジャーナリストの見解によるものですが、指摘通りなら「だったら、amazonで物流部門でも作れば?」と言いたいですね。ここまでして当日発送する必要は企業にとってはあるでしょうが、利用者側として求めているのは少数かと。急ぎで欲しいのなら店頭に買いに行けばいい話です。

amazonは以前、佐川急便で配達業務を請け負っていました。しかし、佐川急便で対応しきれなくなり、ヤマト運輸が引き受けることになりました。そのヤマト運輸でも引き受けきれない状態となっているのです。自社(amazon)ばかり儲けを出して運送会社は荷物が増えれば増えるほど負担が増すだけなら、取引を改めなければならない所に来ているのではないでしょうか?




 

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