こんにちは、ぴあのねこです。
今回は、酒田まつりについてです。
昨年・一昨年と神事のみの開催となった酒田まつり。
今年は有観客で開催と先日ニュースで耳にしたはずですが、果たしてどうなるか?
酒田まつりの歴史についても触れてみたいと思います。
酒田まつり(山王祭)は有観客?それとも無観客?
先日の某テレビ局で、酒田まつりを有観客で規模を縮小して開催される話を見かけました。
実は、昨年・一昨年と無観客で神事のみ開催していたため、まつり自体は中止になっていると、関係者以外では思ってしまうかもしれません。
自分もそうでした。
酒田さんぽ(酒田市観光協会)によると、日程のみ記載されているようです。
周辺地域の感染状況次第で有観客か無観客になりそうですね。
昨年と比べて、罹患者の人数は桁違いに増えていますから…。
ただ、鶴岡の「天神祭(化けものまつり)」は、振る舞い酒を行わずに開催の予定なので、一時期報じられた規模を縮小しての開催になるのではないでしょうか。
桜まつりも(自分は行けなかったけど)屋台でているようですから。
酒田まつりの歴史について
400年以上続く酒田まつり。
元々は「山王まつり」と呼ばれていました。
日和山公園近くにある「日枝神社」の祭りです。
昔、仕事の一環で県内外からの観光客へ観光案内もしていたので、当時を思い出しながらちょっとした話題でも。
酒田獅子は「銀山獅子」とも呼ばれ黒獅子と赤獅子があり、厄除けの意味があります。
1978年10月、酒田市中心街が焼失する「酒田大火」が発生しました。
2年後に街の復興兼ねて「山王まつり」から「酒田まつり」に名称が変わる際に、獅子頭が「酒田のシンボル」に決まりました。
酒田市発祥の地と言われる「宮野浦」地区では、毎年正月に獅子頭が各家を周り、子供のいる家庭では頭を獅子から噛んでもらうと頭が良くなると言われていました。
日枝神社も、大元は宮野浦三丁目にある「日枝神社」だと言われています。こちらの方が歴史が古いのに、初詣になると市内で一番賑わうのは日和山公園の日枝神社です。…というのは、余談でして。
宮野浦地区にある日枝神社も毎年5/20に祭りがあります。
小学校は午前中で授業を終えて、午後からは祭りに参列しなければなりませんでした。持ち回りで「神宿組(とやぐみ)」と呼ばれる祭りの当番があって、当番の年に当たると神輿を担いだり、稚児行列に参列しました。
今は地元を離れているし、地域も少子化により参加人数もかなり少なくなっているようですが、細々と続いているようです。
コロナ禍になってからは、稚児行列はなく神事のみの開催(=無観客)ですが、
更に細々とやっているとか…!?
3年ぶりに「酒田まつり」有観客開催決定!
すっかり遅くなりました。
明日、5月19日より酒田まつりが開催となります。
19日は宵祭り、20日が本祭り、21日は裏まつりと言われており、3日間の開催となるようです。
宵祭りの開催場所が日和山公園ではなく、中町にある「てとて中町」ビル周辺のようです。
なので、例年と開催会場が異なるようですのでご注意を。
また、300店ほどの屋台も3年ぶりに出店するそうです。
ちなみにこちらは、2018年の宵祭りで、日和山公園に出店していたお化け屋敷。
新潟住んでいた時に当時万代地区にあったアミューズメントにあるお化け屋敷で倒れたのがトラウマで中に入れず…。
市内をお囃子が廻って、賑やかになります。
2018年の本祭り。稚児行列がありました。
交通規制は?駐車場はどこが利用できる?
個人的にオススメなのは、少し歩くけど日和山公園駐車場やさかた海鮮市場(酒田港周辺)です。
特に、日和山公園駐車場に停めて中町方面に坂を下ると、道路の両橋に露店が並んでいます。
どんな店が出ているのか見ながら歩くのも良さそうです。
メイン会場のある酒田市役所周辺駐車場は、市役所駐車場が閉鎖されているので使用が難しいかと。希望ホール楽屋口側にある立体駐車場も通行止め区域内なので、あてにしない方が良さそうです。
で、田舎者の自分は有料駐車場を使おうと思わないので、基本的に無料で利用できる日和山公園の駐車場や海鮮市場付近に停めた方が良いかな?と思いました。
会場周辺にも有料駐車場はありますが、最大料金を設定していない駐車場が多いので、利用時に料金表を確かめてください。また、夜間閉鎖になる駐車場もあるので、利用時間も併せて確認した方が良いです。
ちなみに、交通規制がこちら↑
酒田市のHPより画像を拝借いたしました。
3日間とも、お天気は良さそうですが、風は冷たいです。
感染対策万全にまつりを楽しんでみてはいかがでしょうか。