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折り返しできない電話勧誘の対処法

こんばんは、ぴあのねこです。

久々の更新です。

やっとPCに向かえる時間が取れました…

と言いたいところですが、実は静か〜にフツフツと怒る事がありましたので、「みなさん気をつけてくださいね」という意味で投稿します。

まだいたの?光コラボの電話勧誘

つい先日、実際に起きた話です。

私は、所用で出張中で家にいなかったのですが、自宅から意味不明な電話がかかってきました。

①電話料金が月々5900円と安くなる

②そのためには「0120-140-202」に電話して「転用番号」を発行してほしい

電話繋いだ状態で言われた番号をダイヤルするように指示された。

ダイヤルしたため、電話が切れてしまったという。

不審に思った親が私に電話してきて、①②の内容を知る。

また、着信のあった電話番号にかけ直すので、SMSで番号を知らせるように伝えた。

着信のあった番号は 03-6822-1994 とのこと。

電話切った後に、教えてもらった電話番号へ電話するも繋がらない。話し中のような音が流れる。

最初は「混み合っているのかな?」と思って、30分間に50回かけるも全て同じ話中音。

※繋がらないからと言ってこの電話番号が怪しいと断言はしません。もし誤りだというのであれば、削除・訂正をします。お手数でもこの番号の関係者の方がご覧になられましたらお問い合わせボックスよりご指摘願います。

この時点でホイホイと言われたまま電話する親も親なんですけどね。

ネット回線関連の仕事をしていた子供達がいるんだから、こういった勧誘きたら連絡先聞いて折り返せとあれほど伝えていたのに…

で、営業電話してきた側も恐らく手元に「スプリクト」と呼ばれる台本のようなものを渡されているだろうけど、通話しながら別の電話番号にかけるのは副回線やキャッチホン契約していないと無理だって!

数々のツッコミを入れたかったのは山々だったけど、とりあえず私から電話繋がらない状態だったので、再び電話きたら連絡先と会社名を確認するように伝えた。

押しの強い電話営業

しばらく時間が過ぎた後に、再び連絡が入ったと親から電話が来た。

先に訊いて欲しいと伝えておいた、我が家の電話番号情報の入手元について問うと「光ファイバーの名簿を見て電話している」と返答あり。

個人情報保護法が厳しくなる前にデータの流出があったのは耳にしている。

私が50回ほどかけても繋がらないのを伝えてもらったところ、「発信専用の番号」と返答あり。

折り返しできる電話番号はないとのこと。

唖然とするも、とりあえず「分かる者が本日不在」であるのを伝えたら「日を改めて連絡する」と言われて電話が切れてしまったとのこと。

会社名伺えず。

かなり気の強い女だったと親が言ってたっけ。

まぁ、アウトコール(電話をかけて営業など)はちょっとやそっとの暴言は当たり前だから、「かなりメンタル強くないとできない」と言われている。

私個人としては、対面・電話双方の応対の指導者としても今までの仕事で対応していた経験があるので「どの程度のレベルだろうか」とちょっと上目線から考えてしまった(笑)

なりすましで転用番号発行はアリなのか!

日が変わり、再び電話がかかってきた。

「折り返し連絡できる電話番号がない会社なんかと契約する気はない!」

と親がキッパリ断ったところ

「光回線を使えなくしてやる」と捨て台詞吐かれて電話が切れてしまったと

慌てて親が連絡くれた。

契約者に無断で回線契約の変更が電話でできるのか、念の為NTTのフレッツ光窓口に確認することにした。

ちなみに、NTTフレッツ光の電話窓口は0120-116-116(東日本・西日本同じ)

本来であれば、契約者本人から電話すべき内容なんだけど、契約者本人に説明できる内容ではなかったため私が代理で連絡したのと本人確認が必要であればと連絡先を伝えて本人確認をとっていただくようにお願いした。

フレッツ光の担当者さんから、「本人確認とれました」と折り返し電話をいただく。

そこで、改めて上記の経緯を説明した上で、契約解除になっていないか確認したところ

「契約解除の確認はできないけど、◯日付けで転用番号が発行されています」

とのこと。もしかすると、入れ違いで契約解除の手続き取られてしまっている可能性があるそう。

とりあえず「本人手続きしていないので成りすましだ」と伝えて、現在できる点を確認。

転用番号発行の取り消しは可能につき、即刻削除依頼した。

ぶっちゃけ、法的にどうなのよ?

とりあえず、消費者センターに一連の経緯をメールで報告。

法に詳しい身内にも話が伝わり、「地元の消費者センターにも相談して!」と言われた。

今回のように、こちらから連絡が取れない会社に対しての契約解除が困難となった場合に、相談の履歴が残るため「証拠」となるらしい。

今回の件について、

・契約者に成りすまして光回線の転用番号を発行している

・特定商取引法 電話勧誘販売に対する規制 「事業者の氏名等の明示」(法第16条)に違反するかと。

以下規制内容の引用です↓

事業者は、電話勧誘販売を行うときには、勧誘に先立って、消費者に対して以下の事項を告げなければなりません。

  1. 事業者の氏名(名称)

  2. 勧誘を行う者の氏名

  3. 販売しようとする商品(権利、役務)の種類

  4. 契約の締結について勧誘する目的である旨

※今回の件に関しては、「1」と「2」が引っかかるのではないかと思われます。

 

・同じく特定商取引法 電話勧誘販売に対する規制 5.禁止行為(法第21条)に抵触する可能性もあります。

以下規制内容の引用です↓

特定商取引法は、電話勧誘販売における、以下のような不当な行為を禁止しています。

  1. 売買契約等の締結について勧誘を行う際、または締結後、申込みの撤回(契約の解除)を妨げるために、事実と違うことを告げること

  2. 売買契約等の締結について勧誘を行う際、故意に事実を告げないこと

  3. 売買契約を締結させ、または契約の申込みの撤回(契約の解除)を妨げるために、相手を威迫して困惑させること

※今回の件については、「3」が抵触するのではないかと考えられます。

引用元:特定商取引法ガイド

しかし、あくまでも電話での勧誘につき、電話口ではハッキリ伝えてメモが追いつかなかった「言った」「言わない」可能性もゼロではありません。

光回線の切り換え勧誘であるのは確かなんだけど、切り換え先の回線業者がどこになるのか、プロバイダー業者がどこになるのかは一切告げられていません。

既存契約のプロバイダ業者の解約だって必要となってくるし、現在契約中の光回線解約に対して違約金が発生するのか確認が必要となるのに、「安くなる」の言葉に踊らされるなよ💢と雷落としたのは言うまでもありません。

契約者に成りすまして転用番号を発行した企業側が一番悪いけど、発行したNTT側も本人確認に不備があるとみなされてもおかしくありません。

事実、契約者が電話繋がらなかったのに転用番号が発行されてしまっているんだし。

もし、今回のように光回線契約で怪しいと思ったら

①契約している光回線会社に契約確認(ちなみにフレッツ光は9:00〜17:00)

②消費者センターに相談

が無難ではないかと思われます。

もし、相談してみて違ったりアドバイスなどもらったら上記訂正します。

 

 

 

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