原発再稼働のメリットは?玄海原発再稼働決定するも電気料変わらず!

Sponsored Links

こんばんは。ぴあのねこです。

今回は、原発再稼働に関する話題です。

東日本大震災から7年。福島原発事故後、電力不足を理由に一時は計画停電の話題もありましたが、停電ならずに現在に至っています。

原子力発電の安全神話も福島原発事故で崩れ去ってしまいましたが、徐々に原発再稼働にむけての動きがあります。「コストが安い」「電気料が安くなる」と言われ続けてきましたが、本当に電気料が安くなるものでしょうか?

スポンサードリンク

原発再稼働でも電気料金は変わらないという現実!

九州電力玄海原発4号機の再稼働を目前に控えている九州地方。

4号機が再稼働すれば震災前とほぼ同じ状態で稼働中となるため、九州地方に住んでいる方にとっては電気料金が安くなるはず…なのですが、そうでもなさそうです。

事故後、原発ゼロとなった九電は経営悪化などをしのぐため、社外取締役を除く役員の報酬を大幅にカットして、役員賞与の支給も見送るなどした。しかし、原発再稼働の見通しが立ち、15年度には黒字に転換。役員報酬のカット率を緩め、役員賞与は昨年度に復活した。自粛していたオール電化営業も本格再開に転じ、16年12月には6年ぶりのテレビCMも流した。

一方、事故後に平均6.23%(家庭向け)値上げした電気料金は「現行の料金は原発4基態勢を前提にしている」として据え置く方針だ。

yahooニュース(毎日新聞)より

おいおいちょっと待て。

役員報酬上げる前に、先に客に還元しなければならないんじゃないのか?

順序間違えているんじゃないの?

マイナス分を補う為に、再稼働してもしばらくは電気料金の値下げを行わないのであれば、役員報酬もカットの状態でないと説明がつかないのではないでしょうか?

九州電力は住民からの疑問にどう答えるのか?

スポンサーリンク



Sponsored Links

現在稼働中の原発を調べてみた

こちらは、一般社団法人日本原子力技術協会HP からの画像です。

2018年6月15日現在で稼働中の原発は

関西電力:高浜原発3号機、大飯原発3号/4号機

九州電力:玄海原発3号機、川内原発1号機

中には運転終了の原発もありますが、運転終了した原発の燃料の行方はどうなるのか、既に廃棄施設がいっぱいになっている状況でも稼働し続けるのか。

それ以前に、福島原発事故の影響がこれから本格的に出てくるという説もある中で、「万が一」に備えた対策は十分なのか?

「原発は安全」と力説して建設促進していた時代は福島原発事故で終わっているのではないでしょうか?福島原発は東京電力の管轄なので、「会社が違う」といえばそれまでですが、九州だって熊本地震があったくらいだし、他人事ではないのでは?と思うのです。

原発=事故になるとは限らないけど、地底に複数のプレートが入り込んでいる日本列島で、いつどこで大地震がくるかわからない状態です。

電力会社は違えど、他人事ではないのです。

福島原発事故の検証をしっかり行い、何処を改善すれば良いのか、本当に今再稼働すべきなのかを考えて欲しいものです。

スポンサーリンク


Sponsored Links

PAGE TOP