6月のガソリン価格はどうなる?車所持者は高額納税者!?

2018-05-22

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こんばんは。ぴあのねこです。

5月も下旬になり、梅雨入り前の天気が良い季節となりました。

先週、仙台方面に行ってきたのですが、仙台市内のGSって地元よりガソリン価格が5円~10円安いのです。

がっ!

今回はどの地域を走っていても、ガソリン価格が変わらず。

それどころか、今日の帰りにフルサービスのGS前を通りかかって、思わず目を疑いました。

レギュラー151円!しかも会員価格。

そんな訳で、今日はガソリン価格についての話題です。

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ガソリン価格は下がる事はないのか?

「gogo.gs」から、5/21(月)時点の全国平均価格。

レギュラー 145.6円(1.9円の値上がり)
ハイオク 156.8円(2.3円の値上がり)
軽油 123.6円(2.2円の値上がり)
灯油 1,540.7円(17.9円の値上がり)

()内は先週比。

5週連続の価格上昇となっており、中東情勢が不安定であるのと石油生産量を下げる方向で調整を続けているため、今後も価格上昇は続いて行くと予想されていました。

ちなみに、昨年の同時期と比較してみました。

レギュラー 128.0円
ハイオク 138.9円
軽油 106.1円
灯油 1,295.8円

gogo.gs 2017年5月23日のブログより

レギュラーガソリンが130円切っている時点で「安っ!」と思ってしまうほどです。

レギュラーガソリンで比較すると、この一年で17.6円も上昇しました。

10L給油すれば1L分以上の差が出てしまうほどの上昇率です。

とはいえ、このブログを読んでいらっしゃる皆さんはお気付きでしょうが、ガソリン自体の価格は100円/Lにも満たない価格です。ガソリン税が1リッターあたり53.8円が加算されています。その上に消費税が加算されているのです。

仮にレギュラーガソリン145円/L(税込)で計算してみました。

消費税除いた価格134.3円。

ここからガソリン税53.8円を差し引くと、ガソリン本体価格は80.5円。

ガソリン税と消費税を合わせて64.5円。

ガソリン価格145円のうち、およそ64.5円が税金です。

本来のガソリン税の他に地方揮発油税や暫定税等複数の税金が含まれていますが、一つの商品に対してこんなに税金がかかるのは、ガソリンを含む石油くらいではないでしょうか?

消費税8%につきガソリン本体価格が上昇すればするほど、当然ながら消費税額も高くなります。

この他に自動車を所有していれば、自動車税(ちょうど今月が納付月ですね)と購入時にかかる自動車取得税、購入時と車検時に徴収される自動車取得税が別途かかります。

道路環境の整備など、道路特定財源として使用目的が明確にされていたのですが、この制度も2009年度から廃止になり、一般財源として扱われています。

道路整備や事故の多発地帯への対策等、目的が車の運転する方向けであるなら、それでも高いとは思うけど、仕方がない部分もありますが…。一般財源ですよ?消費税はともかく、ガソリン税が一般財源は腑に落ちないと思うのですが?

自動車免許を取り立ての頃、国道を走っていると「この道路はガソリン税から作られています」みたいな看板を見かけたりしましたが、今では全く見る事がなくなりました。(もしかすると地域によってはあるかもしれませんが…)

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自動車税制に関する要望活動を行っている団体も

JAFのHPで、自動車税制に関する要望活動を行っております。

先日、twitterでフォロワーさんがリツイートしていたのですが、JAFだったか「自動車所有者は高額納税者だ」という趣旨のツイートをみかけました。

確かに、ガソリン税にも多額の税金がかけられているし、自動車税に重量税、取得税…。

電気自動車ユーザーが知り合いにおり、月ごとの電気料金のまとめを出していますが、それを見ると電気料金が5015円に対して走行距離3259km。運転技術や個体差もあるでしょうが、それでもガソリン車と比べてはるかに走る為の金銭的負担が少ないです。リンク貼れば一目瞭然ですが、個人が特定されてしまう関係上、転記のみとさせていただきます。

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こんなサイトも見つけました。

実は軽自動車よりも維持費が安い!電気自動車の魅力

ただ、電気自動車の最大のデメリットは、自宅で充電すると契約方法によっては電気代がとてつもなく高くなるし、充電できる施設がガソリンスタンドよりまだまだ少ない点。充電スポットがあっても休止中だったり。ガス欠ならぬ電欠になった時にレッカー等で運ばれるしか方法がないというのも難点です。

しかし、今後の普及次第によっては充電スポットも増えてくるのではないかと見られます。

だからと言って、電気自動車が手軽に買えるかといえばそうでもなく。

そう簡単に電気自動車へシフトできない部分もありますね。

とはいえ、このまま「ガソリン高っ…」と文句言ってても始まらない。

JAFのHPで要望活動を行っているので、団体で声を挙げていくのも一つの方法ではないかと自分は考えています。詳しくはこちら

国会議員の先生方も、移動の際に公用車ではなく自費でマイカーを使用すれば、少しは国民の気持ちもわかるのではないでしょうか?

※5/25追記

ガソリンスタンド情報で、6月から2円値上がりする店があるようです。

ホントにガソリン税撤廃してほしい!

※6/6追記

先日、仙台市内のGSでガソリンを詰めた時のレシートです。

ここまで税区分について明記しているレシートも少ないので、証拠物件として載せてみました。

店名は伏せておきます。店によってはガソリン税すら書かれていない所が多いですから、国の方針でガソリン税の明記を伏せるように通達が出たらたまったもんじゃないですから。

3000円分給油でお願いしたのですが、消費税とガソリン税併せて¥1,359-。

せめて税法上贅沢品にしか認められていない二重課税を廃止するだけでも、少しは緩和されるのではないでしょうか?

公共交通機関が充実した場所であれば、車は『贅沢品』になるかもしれません。しかし、身体が不自由でバス等に乗れない方もいるし、地方在住者にとっては車がないと何処にも行けません。

「だったら、都会に住めばいい」

という考えもあります。現に、某ファイナンシャルHPで地方在住で生活に困っている20代の相談者に「都会で働くのも視野に入れては?」と回答しているFPプランナーさんもいました。

確かに、公共交通機関で通勤すれば一ヶ月の定期代が非課税で丸ごと支給されます。

ちなみに、仙台在住時は10000円近く定期代として給料と一緒に振込がありました。

有休や欠勤があっても同額です。

通勤ルートで換算すれば2.5kmの距離です。

車通勤の現在、4km未満は通勤手当がない企業も少なくありません。

ちなみに、現在の職場は通勤距離片道10kmで¥4200。有休を使うとその分差し引かれます。

それなのに、ガソリン代始め車の維持費はかかります。

会社勤めの方も、自営業同様にマイカー通勤を強制している会社に勤務しているのであれば、車の諸経費を所得から控除する制度を取り入れても良いのではないでしょうか?

納税者が声を挙げない限り、取られっぱなしな感じがしてなりません。

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