SAY企画って?500万件の年金データが中国に!入力ミスも
こんばんは。ぴあのねこです。
「三寒四温」という言葉がぴったり当てはまる季節になりました。
さてさて、今回はネットニュースを読んでいて流石に「この会社仕事やってるの?」と疑いたくなるようなニュースを見つけました。
500万件の年金情報を再委託していたという、SAY企画についてです。
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500万件の年金情報が中国の企業に再委託…!
自分も過去に色々な業種の職業に携わってきました。
公的機関からの委託で、官公庁に出向き、市民のデータ入力を行っていた事も。
個人情報になる為、万が一データを悪用したら損害賠償ものです。
職場内(作業場)の携帯電話持ち込みは勿論禁止。
個人情報を取り扱う為、委託元へ損害を与えた場合は責任を負うという誓約書を提出した企業もありました。
データ入力はダブルチェックを行っていて、社内のベテランさんが最終チェックを行ってから、委託元へデータを提出という方式をとっていました。
手打ちで入力するため、どうしても間違いというのは起こりやすいものですが…。
当時勤務していた会社では、誤入力の割合や件数をデータ化してフィードバックしていました。
それにしても、この会社はニュースを読めば読むほど「大丈夫なの?」と思えるほど管理体制が甘いというか…仕事量のキャパ超えしているのでしょう。
そもそも、契約で再委託を禁止しているにも関わらず再委託を行っていたという点。
ただ、SAY企画側の説明によると、グループ会社だったとの事。
しかし、グループ会社とはいえ中国企業との事で、セキュリティ面は大丈夫なのか?という心配もあります。
しかも、年金情報の入力ミスが32万弱に年金が過少に支払われていたのが8万件。
「おいおい、仕事やっているのか?」
そういった企業って、雇用面が厳しかったり人間関係があまり良くないという噂も耳にした事があるので、ちょこっと調べてみたら、それ以前の問題を発見!
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IT系なのに機材が古い…
「カイシャの評判」というサイトで、実際に働いている(働いていた)方の口コミを読めます。
転職時にこのサイトを見て判断した事も。
SAY企画の口コミを見ていると、個人情報をネットワークで管理している企業が大多数だと見られるのですが、そういった業界で致命的な口コミを発見しました。
機器が古いため、故障すると大変。
また、PC(サーバやネットワーク環境を含む)も処理スペックが悪いため、応答で待たされることも多々。
業務に相応した機器を導入若しくはメーカへの機器メンテ依頼までが迅速に行って貰える環境であれば良いのですが。
スペックが悪ければ、いくら入力処理を早く進めようとしても、PCが反応しないんだし進まないかと。ちなみに、ここの企業はどのOSを使っているか不明ですが、私がPC関連の仕事をしていた一昨年の話ではありますが、けっこうwindows7を導入している企業が多いです。
ある派遣先でwindows10を使用していたのですが、電源を入れてから立ち上げまで5分かかるというPCの重さ。ただ、起動してしまえば動作に問題がないので、30分前には出社してPCを立ち上げるということで対策を立てていました。
クラウドで管理しているのであれば、サーバーが重いのはもってのほか。
ただ、今回ので仕事が激減するでしょうから、その間に対策を立てる事はできるでしょうが、仕事が入ってこなければメンテナンスも機材の入れ替えも無理でしょうから、この先どうなるか?ですね。
年金を過少に支払われていたかどうか確認できる方法は?
年金を少なく貰っていたなんて、どこで確認すれば良いか?
日本年金機構のHPで確認することもできます。
だけど、ざっくりとHP見ただけでは分かりにくいので、お住まいの地域の年金事務所または年金相談センターへ出向いた方が早いような気がします。
ただ、今回の再委託問題が明るみに出たばかりなので、問い合わせなどで混雑する場合が予想されます。
最近、信用問題に発展するニュースが多いですね…。
信用を築くのに時間はかかるけど、失うのは一瞬。
自分も個人情報を取り扱う仕事に携わっているので、他人事とは思わず、反面教師として気をつけたいものです。
6/7追記
SAY企画が解散!
倒産の噂は年金データ発注問題後からありましたが、ついに解散になりました。
日本年金機構からデータ入力を委託され、大量のミスをしていた「SAY企画」(東京都豊島区)が解散し、清算手続きに入っていることが分かった。
同社が5日に株主総会を開き、会社法に基づき解散を決議したことが6日付の官報に公告された。
yahooニュースより
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