サイトアイコン 明日は明日の風が吹く

鶴岡市新文化会館「タクト鶴岡」これで完成?

こんばんは。ぴあのねこです。

間もなく完成検査を経て、鶴岡市に引き渡される、新文化会館「タクト鶴岡」

ここにきて、新たな問題が発生しています。

鶴岡市新文化会館「タクト鶴岡」完成引き渡しに待った!市民が署名活動

スポンサーリンク

 

庄内町の響ホールは、町民でないけど、見学させて頂きました。

勿論、会場利用がない日に無料で。

響ホールは、キャパは少ないものの、音響が良く、企画も幅広いジャンルに渡って企画しています。

しかも、この企画を行っている方の大半がボランティアで構成されています。

「アーティストからも町民からも喜ばれる企画を立てたい」

そういった思いで、仕事の合間を縫って事業に参加しているスタッフさんもいます。

私も、ライブ出演の経験があるし、企画も経験があります。勿論当日の会場スタッフも。

だからこそ、ハッキリ言えるのは「にわか仕込みでスタッフなんか出来ないよ」

要するに、コンサートスタッフを簡単に捉えるなということなのです。

何故、これを書いているのかというと、旧文化会館では貸館業務でまかなってきたと耳にしたからです。

8/25付けコミュニティ新聞の投書記事によると、これからは貸館業務だけではなく、自主事業も行っていく方針とか?

確かに、鶴岡市内で音楽系のイベントを企画するグループや楽器店はあるので、企画に関しては経験者を交えて立ち上げれば、さほど混乱が起きずにすむかと。

しかし、会場スタッフとなれば話は別です。

チケットのもぎりなら、コツさえ覚えれば、簡単ですが…

会場には色々なお客様がみえます。

例えば「チケットをなくした」とか「アーティストに花束を渡したい」、「ファンレター書いてきた」等々…。

入口でそういった方がいらっしゃると、流れが止まってしまい後に並んでいる方の迷惑となるので、周りのスタッフとの連携も必要となってきます。

開演後の座席誘導は、頭の中に座席表が入ってないと、迷います。

ましてや、ボックス型ではなく、多角形のアシンメトリー。

座席表を見たら、客席の導線も直線ではないんですよね。

年配の方になると、公演中でも「トイレに行く」と席を立つ観客もいます。

その時、上演中で演出の為に誘導灯も消していたら?

かなり危険であるのは容易に想像できるかと。

ましてや、円曲の客席。

舞台が明るければ問題は無いでしょうが、暗かったら足元何も見えませんよ?

この点で考えると、地域の住民向けのホールとは言い難いのでは?

だって、高年齢化が続いている地域ですよ?その辺、設計段階で考慮できなかったのだろうか?

テレビでも取り上げられたのに、毎週金曜発行の地元紙「コミュニティ新聞」のトップに掲載されることも無く、中間に市民の投書が載っているくらい。

あ!予算が当初の倍額になった事が判明した、今年3月頃の記事はトップにありましたね。

それもそのはず、山形新聞や河北日報で大きく取り上げられていましたもの。

「地域の新聞」であるコミュニティ新聞が載せない訳にはいきませんから。

とはいえ、酒田の問題となると、トコトン書いてるのに。

なんか、この件に関しての記事が歯切れが悪いというか…なんとなく違和感アリな感じがするんですよね。

何かあるのか…流石にそこまでは書かれていない。

Facebook等で、友人が鶴岡市議のフォロアーになっていて、SNSで情報発信している市議さんの記事を目にすることがあるのですが、誰一人として予算倍増に関する記事や引き渡し間近に露呈した外壁の歪みに関して取り上げている方がいないというのも、不思議でなりません。
新文化会館を考える市民とのやりとりでは、激怒した市民たちがいるというのに。

…ということで、現場へ行ってきました。

屋根の左半分に細かい凹みがあります。

真ん中の繋ぎ目部分に歪みがあります。

壁面もボコボコとしています。

これで完成品と言えるのでしょうか?

そういう素材なんでしょうか?

デザインに重点を置きすぎた?

ちょっとこれは「完成品」と言えるのでしょうか?

ホールなので、あくまでも大事なのは「中身」でしょうが、建築段階でこの外壁の歪みは、近いうちに改修工事などで維持費に上乗せされそうですね。

~8/28追記~

ちなみに、写真は道路を挟んだ市役所駐車場からスマホで撮りました。

結構、キツい言葉で載せてしまいましたが、きっと「庄内一のホール」が出来るであろうと期待していた部分がありました。

「鶴岡市民でもないくせに、勝手に期待するな」と言われそうですが…。

庄内シルクで名が知られている、松ケ岡の絹で作られた緞帳は、経費がかかっているでしょうが地元産を製品を使用しているという点で「地域色」を出せたと思います。

音響も、「実際演奏したら素晴らしい音響だった」と、良い意味で期待を裏切って欲しいところですが、残念ながら2F席が1F席と被ってしまうと、被った1F席の音の悪さが容易に想像できます。

音響の良いホールの座席表を見れば解るかと思います。

経費をかけた割には客席数も少なく、外壁も近年中に修理が必要になる素材では、「これで本当に完成品?」と思いませんか?

建設にあたって、他のホールの視察も行ってきたと耳にしています。これで、音響も悪かったら「一体何を見てきたの?」と、視察に行った方達に問いたいものです。

~8/30追記~

鶴岡市HPで、文化会館の外壁・屋根に関する説明が載っていました。

外壁のボコボコとなっている部分に関しては、元々水分や熱で伸縮する素材を使用しているとの事で、具体例として「鶴岡商工会議所」等の写真が載っていました。

確かに私が見たのは、市役所駐車場側からしか見ていません。なので、場所を移動すれば、全体的に凸凹な壁面に仕上がっているかもしれません。

鶴岡商工会議所は、文化会館の近くにあります。実際に建物を見ましたが、違和感を感じませんでした。

それは何故か?

私がこの記事に載せた写真にある、屋根の小さな丸い凹みは、角度を変えて見てもこの部分にしか見えませんでした。道路一本隔てた、向い側にある市役所駐車場からでもハッキリ見えるとは、相当な凹みではないでしょうか?

建設関係の仕事に携わっている方達に写真を見てもらいましたが、「屋根の上に足場でも組んだから、一部分だけ丸い凹みができたんじゃね?」という事でした。この丸いボコボコとした凹みは素材の特性ではないとの見解です。

そして、屋根の繋ぎ目に見える歪み。

この歪みも、熱や水分で変わるというのでしょうか?

市役所HPでは、この部分については触れていませんでした。

外壁の素材に関しても、「熱や水分で伸縮する特性を持った」と書かれていたものの、素材名を公表していませんでした。

「アルミ素材」という説もありますが、

…昨日、何処かのページで薄くてしなやかだけど、錆びにくい素材の外壁材を見つけたのですが、履歴を辿っていっても出てこない。

~9/2追記~

地元の方なら読んだかもしれませんが、9/1付けのコミュニティ新聞に取り上げられていました。

「熱や水分で凸凹が出る素材」であるなら、季節によって凸凹の場所が変化するかと。

コミュニティ新聞で凹みのあった同じ場所を期間おいて撮った写真が載っていました。

凹みの場所が変わっていません。

なんでこの記事を9/1号に載せたのか?

既に引き渡しが確定してから載せるのに対して意図的な部分が見られたのは気のせいでしょうか?

そんなに頻繁に訪れる場所でないため、どの段階で外壁や屋根がハッキリ見えるようになったのか定かではありませんが、少なくとも今年初めは外観が見えなかったかと。

工事中の為、近くまで立ち入ることも出来ず、「周りの景観に合わせた」にしては異様な光景だったのは覚えています。

旦那が建築関係の仕事をしているので、話のネタで取り上げているようですが、錆びにくくて丈夫な合成素材で低価格だとか?

スマホで撮った写真を共有して板金屋と話したら、予想通り「屋根の上に足場でも組んだんじゃね?凸凹が出る素材なら、いくら丈夫な素材であろうと、膨らんでいる所に足場をかければ、凹みは発生するでしょう」と。

張り替えとなっても、いくら低価格の素材とはいえ、使用量が半端ないから、膨大な金額がかかるし、設計が分からないから、普通に剥がして張り替えが効くのか不明。だから、市側も苦し紛れの説明をして無理やり引き渡しに持っていったのでは?

という見解でした。

この板金屋さんも、「仮にも自分が文化会館の仕事の依頼があったとしても、技術的に無理」ということで、技術力の高い板金屋であれば、また違った見解になるかもしれません。

設計士は、この完成品を見たのだろうか?

これで「完成品」だとハッキリ言えるのか?

「近くにできた荘内銀行本店内にあるホールの方が良かった」なら、話になりませんね。

~10/15追記~

市長選挙の争点に文化会館関連も含まれていたので、投票が終わるまで更新を控えていました。確か、ブログ等で特定の候補者に対する発言は選挙期間中は避けた方が良い話を耳にしたことがあったもので。

特に現市長を落選させようとかそういった意味はないです。現市長の独断でここまで強引に工事を進めたとは思えない位。

裏で「誰か」が操ってるんじゃないのかな…?と。←この辺は噂話レベルなので、ここでは敢えて載せません。

先日、近くまで行ったついでに立ち寄ってみました。

こちらは駐車場側になります。

凸凹が全体的に見えれば問題が無いでしょうが、角度変えてみても集中して凹凸が見られる状態なので、見映えは良くないです。

屋根の細かい凸凹は、近くで見るとそんなに目立ちませんでしたが、淵の部分はどうしても歪んでいます。

仮に、自宅の屋根の淵がゆがんでいたら、引き渡し時に指摘すると思うのですが…。

そして、こちら

屋根の落雪がそのまま通路へ落ちる状態となっています。

雪が積もらないデザインの屋根ではありますが、濡れ雪で一度に積もった雪が一気に落雪したとなると…怖いですね。

何かあってからでは遅いので、冬1年目にあたる今年は、先に対策を立ててそうでもなければ後から変更しても遅くはないのでは?

 

~10月24日追記~

皆川市政に変わってから、早速公約通り情報公開されたそうですね。

マスコミ発表もあったそうで、私は見ていなかったけど、これからどんどん公表されてくるのではないかと期待しています。

逆に焦っているのは、強引に引き渡しを強行した方や建築士・建設に関わった方達では?

拾い物ですが、文書があったのでupしました。

噂できいていましたが、やはり大雨になると、雨漏りが発生するんですね。

TVで報道されたそうで、本格的な稼働前に早くもマイナス評価がついた文化会館。

施行側でどこまでミスを認めるか、改善できるのか、

今後の動きに注目です。

 

~12/23追記~

平日は仕事が立て込んでいたので、今日になってネットニュースで見たのですが。

文化会館改築問題を最初に知ったきっかけとなった草島氏にパワハラ疑惑がもたれているそうです。

その記事がこちら

山形県鶴岡市議会の男性議員(52)=無所属=が鶴岡市の幹部職員に対し「人間のくず」と言うなど不適切な言動を重ねたとして、市議会は19日までに、全会派一致で改善と謝罪を求める方針を固めた。
関係者によると、開会中の12月定例会で11日の一般質問終了後、幹部職員の答弁に納得しなかった男性議員は、議長の制止を聞かずに皆川治市長や幹部職員の席に詰め寄って「人間のくず」と言った。
また10月下旬には、市役所の地下食堂でコーヒーが「まずい」などと言って、女性スタッフを責め立てた。女性は恐怖から職場に出られなくなり、配置転換となった。幹部職員と食堂を運営する会社は議員の謝罪を求めているという。
男性議員については、他にも市職員が大声でどう喝を受けたなど、複数の苦情が市に寄せられている。施策などを説明する職員の様子を本人が拒んでいるにもかかわらず動画で撮影し、フェイスブックに投稿したこともあったという。
市議会は20日にも議員に文書で改善を申し入れ、従わなかった場合は問責決議案の提出を視野に入れる。
議員は河北新報社の取材に「市民の希望を受け止めてしっかりと仕事をしない人たちをただしただけ。申し入れは理解できない」と述べた。
議員は山形県議1期を経て、10月の市議選でトップ当選した。

河北新報より

草島氏は10月の鶴岡市議会選挙でトップ当選しています。

この記事では議員の氏名を伏せていますが、伏せる必要があったのでしょうか?

で、ご本人のFacebookを見たのですが、該当する職員の動画は見つけられませんでした。

しかも、この件に関しては真っ向から否定しています。

ちなみに、議会中の議長が答弁しているかと見られる動画はありましたが。

パワハラは、発言した側ではなく、受け取った側で「威圧的」と思えばパワハラと言えるし、物事の言い方一つでプラスやマイナスどちらに捉えられてしまうか、受け取った側でないと判りかねてしまう部分もあります。

フォロワーも多いので、明らかに行き過ぎた動画の掲載等があれば、周りだって「行き過ぎ」だと気付くでしょう。

全国区の山形県内版で、過去に誤報を見たことがあるので、真相は当事者でないと不明…というところでしょうか?

 

 

 

そういえば…これは完全に余談ですが

過去に市議会議員だった方が何かあるとすぐに「議員の○○だけど」と「議員」であるのをアピールしてくるのは如何なものかな?ということがありましたっけ。

鶴岡ではなく別の市区町村議員の話ですが、「議員ってそんなに偉いの?」と何度言いかけそうになったものやら。

スポンサーリンク


モバイルバージョンを終了