「日本遺産」に山形県から鶴岡と酒田が認定!鶴岡は二つ目!

2017-04-29

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こんにちは。ぴあのねこです。

昨晩、とある会合で日本遺産認定の話題を耳にしました。

山形県からは、鶴岡市と酒田市が認定されたと。

そして、認定申請は、西日本が活発であると。

「日本遺産」って何?というところから話を進めていきたいと思います。

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「日本遺産」とは?

「日本遺産(Japan Heritage)」は(地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産(Japan Heritage)」として文化庁が認定するものです。
ストーリーを語る上で欠かせない魅力溢れる有形や無形の様々な文化財群を,地域が主体となって総合的に整備・活用し,国内だけでなく海外へも戦略的に発信していくことにより,地域の活性化を図ることを目的としています。

文化庁HPより

「世界遺産」や「指定文化財」は、保護をすることが目的であり、修繕等も規制がかかります。

「日本遺産」は有形・無形問わず、価値付けをして保護するのを目的としておらず、「日本遺産」としての情報を発信することで地域活性化を目的としています。

昨年の山形県は、鶴岡市・庄内町・西川町の「出羽三山」が認定されています。

今年度、酒田市は「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間~北前船寄港地・船主集落~」という、江戸時代に北前船が寄港した7道県11市町でつくられるストーリーで認定されました。

鶴岡市は「サムライゆかりのシルク 日本近代化の原風景に出会うまち鶴岡へ」こちらは、旧羽黒町にある松ケ岡開墾場が中心となっているそうです。

ということで、先日松ケ岡開墾場へ行ってきたのでその話題でも…。

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松ケ岡開墾場とは?

 

明治5年(1871)、旧庄内藩士 約3000人が、刀を鍬に持ちかえ、大木を伐採し、苦労の末わずか58日という短い期間で100余町歩(約100ha)という広大な原生林の開墾を成し遂げた歴史を持つ地「松ヶ岡」。

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当時、総輸出額の4割以上を占めていた生糸。養蚕によって日本の近代化を進めるべく、明治7年には311haに及ぶ桑園が完成し、明治8~10年には、名匠・高橋兼吉らにより瓦葺上州島村式三階建の大蚕室10棟が建設され、そのうち5棟が現在も残っており、長さ21間(37.8m)、奥行き5間(9m)という日本最大の蚕室として、本陣と共に国の史跡に指定されています。

その歴史は、蚕種から絹織物の製品化まで一貫した工程が1つの街に集約されているという類い希な日本の最北限の絹産地「鶴岡」を作り上げました。鶴岡シルクの中でも特に「松ヶ岡シルク」は、純白で上品な輝きとしなやかな手触りをもった良質なシルクとして有名です。

戊辰戦争において心ならずも賊軍とされ降伏した庄内藩。「国は利を以て利とせず義を以て利とする」という庄内藩の士風が、「徳義を本とする産業報国の一念」、「賊軍降伏の恥をそそぐ」、「朝廷及び旧藩主への報恩」この3つを義として、庄内藩士の心を一つにした開墾奉仕作業でした。士族が生計のためでなく、奉仕として開墾した例は全国に類がありません。

松ケ岡開墾場 観光案内~庄内映画村HP~より

先日「桜まつり」に訪れました。

シルクを使用した製品や、クラフト作家さんの商品が販売されていました。

陶芸や繭細工のクラフト体験もあるので、興味のある方は足を運んでみてはいかがでしょうか?

4/29~5/7の期間限定で食事処もオープンしています。

先日訪れた時は、春の味覚「孟宗汁」がメニューにありました。

鶴岡市湯田川地区は孟宗の産地で知られています。

 

 

北前船の寄港地酒田市。昔は経済の中心地だった!

江戸時代に北前船が各地を廻っていた際に「東の酒田、西の堺」と言われていたほど、経済発展のあった酒田。

先日、山形市にある文翔館を見学した際に、案内して下さった方が教えて下さいました。

県庁所在地を決める際に、山形県内に4つの拠点があり、米沢・新庄・鶴岡・酒田だったそうです。

北前船の寄港地である酒田に色々な物資が届き、最上川を辿って県内各地へ物流が流れていったそう。

しかし、県庁所在地を決める際に4カ所の拠点の中から決めてしまうともめてしまうので、当時何もなかった山形が県庁所在地に決まったそうです。

日本三大急流の一つと言われる最上川。

豪雨の後でない限り、見た目流れが急には見えませんが、米沢まで上っていくのはかなり大変だったのではないでしょうか?

 

酒田港近くの日和山公園には、北前船の模型があります。

花見で訪れたのですが、風が強くて帆がしまわれていました。

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