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着物初心者向け!買って後悔しない着物の選び方

こんばんは。ぴあのねこです。

今日は日中天気が良かったので、車の中で弁当を食べて寝ていました。

風は冷たいけど陽射しがあったので、車の中はポカポカと暖かかったです。

さて、今回は着物ネタです。

来月は卒業式。

短大や大学などの卒業式は、着物&袴姿の卒業生も多いかと思います。

私も、親のお下がりの振り袖と、地元の貸衣装店から袴をレンタルしました。

今は、貸衣装店だけではなく、呉服店でもレンタルしているようですね。

ネットで調べてみると、「借りるつもりで行ったのに買うことになってしまった」というのも少なくないです。

なので、自分なりに気を付けたほうが良いと思われるポイントを押さえました。

買って後悔しない着物の選び方

以前もブログに載せていましたが、今となっては一番最初に買った着物が一番失敗だったと思っています。

着物を買った当初は、仕事用で借りていたアパートにいたので、ケースに乾燥剤と防虫剤をいれて保存していました。

ちなみに、一番最初に買った柄はこちら。

この着物は多分反物が一番安かったのではないかと思います。

滑りやすい素材で、小柄の私にしては絵柄が大きいので、バランスも悪いです。

この時、どんどん勧められて「一セットくらいはあっても良いかな?」という思いもあったので、買ってみたものの…。

羽織も勧められました。

 

しかも二枚も。どちらにしようか迷っていたら、「あって困るものではないし、どっちも買ったら?」と乗せられました。

羽織の反物に関しては、どちらも買って後悔はしていません。

カジュアル着物は持っていなかったので、草履とバックもカジュアル向けに買いました。

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店舗内で着付け教室も行っているので、何度か通いましたが、行く度に店の奥から店頭に出していない反物や帯を持ってきました。

そうしているうちにだんだん見る目が養われていき、

「この反物は作り手が高齢になってきたので、いつ入荷するかわからない」

と勧められても、自分に合わない着物は着ないと思っていたので、お断りすることができました。

 

未使用の着物でも、値段がつかないことも…!

地元に帰った際に着物もしまえる箪笥を買っていたので、早速しまってみたら引き出しを4段使うことに!

さすがに買い過ぎたと思って、一番最初に買った着物を売りに出すことにしました。

2~3度着たくらいなのに、ついた値段はたったの1000円。

仕立て代込みで20万している着物です。

プリント地なので、あまり値がつかないのは百も承知でしたが、ここまで値段がつかないとは…!

ある買い取り業者に、未使用の紬を査定してもらったところ、こちらも20000円つくかどうか…でした。

作り手さんが高齢でいつ途絶えるかわからない反物なのですが…。

着物の値段は「あってないもの」というのが、よ~くわかった一件でした。

 

ある日、地元の呉服店でイベントがありました。

私が立て続けに買ってしまった「カジュアル着物」が、仕立て代込みで19,800円~。

私が買っていた某全国チェーンのお店の1/10の価格です。

それなのに、私は最初に買った着物の素地と見た目に大きな違いがなかったです。

着付けで何度も練習できるように、一枚は手軽に着れる着物があっても良いなと思いました。

一番最初に買った着物を練習代わりにしているので、買わなかったけど。

 

現在は引っ越しているので、買っていた呉服店に足を運ぶ機会もなくなりましたが、

店舗に行けば「何か一つは万単位のものを買ってもらわなければ!」という雰囲気にだんだん嫌気がさしました。

たぶん、その呉服チェーン店には足を運ぶ機会はないと思います。

知らせていた携帯番号も今年6月で解約するので、連絡先もわからなくなるだろうし。

ホントはかんざしを買いたかったけど、諦めて通販で買おうと思いました。

 

…という訳で

ブランド服なら「必要なくなったら売ればいい」が通用しますが、着物は殆ど通用しないです。

よほど「人間国宝級」の作家さんや、明治~昭和初期で状態の良いもの位に値がつくかもしれませんが、

ここ最近の着物は振袖や留袖、訪問着など、反物が高価であればそれなりに値段がつくかもしれません。

俗にいう「カジュアル着物」だとほとんど値がつかない事がわかりました。

だったら、イベントなどで着るしかないな~と思っています。

元々、イベントなどで着たいな~と思っていたので。

 

呉服店の店員さんは「明日になると売れてしまうかも」と即時契約を勧めてくるでしょうが、

「何が何でも欲しい」と思う反物でなければ断った方が良いです。

現に「今買わないとなくなってしまうよ!」と急かされて買った着物と同じ反物が、

正月に行った際に店頭に並んでいました。

横目で見ながら、何も触れずに出てきましたが。

それに、着物を一度買うとキリがなくなります。

次々と前より良いものが欲しくなってきますし、洋服と同じく年代に合った着物が欲しくなります。

とはいえ、色々な反物を見ないと目利きが効かないので、

そういった時は百貨店の呉服店に行くことをお勧めします。

百貨店なので、しつこい接客もありませんし、自由に見れましたよ。

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