こんばんは。ぴあのねこです。
今日も風が強くて、寒い一日でした。
時折、地吹雪でwhite outな状態になりますが…。
北海道の吹雪は広大な平野部はあるだけに、一日以上立ち往生したという話も耳にしましたが
こちらの地吹雪もハンパない時があります。
夜になれば、ライトをつけると周りからも気付かれやすいし、前に車がいればテールランプを追いかけることができますが…。
日中は、ライトをつけても雪で反射されてしまうので、対向車が来ても判りにくいこともあります。
立春が過ぎ、2/20の雨水になるまであと一週間。
なんとか穏やかな天気が続くと良いのですが…。
さて、今回はテレビ東京の「カンブリア宮殿」にて2/9放送予定の「にんべん」さんについてです。
主婦や飲食店を経営している方なら大抵の方は企業名はご存知ではないかと思います。
「にんべん」の由来は?創業者の名前から
1699年(元禄12年)20歳の時に日本橋四日市の土手蔵(現日本橋一丁目野村證券の本社付近)で、戸板を並べて鰹節と塩干類の商いを始めました。この年をにんべんの創業年としています。
創業者は高津伊兵衛さん。現在の「三重県四日市市」の出身だそうです。
1699年からなので、今年で創業317年を迎えます。
1705年(宝永2年)初代伊兵衛は、店の屋号を「伊勢屋伊兵衛」とし、暖簾印(商標)に伊勢屋と伊兵衛のイ(にんべん)をとり、商売を堅実にするためのお金(かね)と合わせて、「カネにんべん」としました。江戸の町民たちは、「伊勢屋」のかわりに、誰いうとなく「にんべん」と呼ぶようになりました。にんべんの社名は、江戸町民によって命名されたものです。
ここから「にんべん」として企業が発展していきます。
カタカナのイに⌉がついたロゴが「にんべん」のロゴです。
創業者は「高津」さんということで、現在の社長も「高津克幸」さん。
代々にわたって、伝統を引続けているようですね。
「ミツカネにんべん」は、にんべんに古くから伝わるもので、3つのイ(にんべん)を表しています。
1つ目は 鰹節を使うお客様
2つ目は 鰹節を創る人
3つ目は 鰹節の商いする人この3つの信頼関係ができたときに商売をさせて頂けるという考えを大切にしています。持続可能な社会という視点からも現代社会に合致した考え方でもあると言えます。
スポンサーリンク
当時の商いで、現代にも通用する考え方を出していたということになります。
「商いを行う」のも、原材料から自社製品で賄おうとしたら、限界がくるでしょう。
そこで
・仕入れ元である「鰹節の商い」をする人
・「鰹節」を創る人は、会社の従業員を表しているのではないでしょうか?
・出来上がった商品を買う客
どれもバランスが崩れてしまうと、経営のバランスが崩されてしまいます。
創業当初は、鰹節・塩干類の販売だったそうです。
大正時代に入り、個人商店の「伊勢屋伊兵衛」から、法人組織の「株式会社高津商店」と変化します。
昭和に入り、戦争で店を焼失したものの、昭和23年には店舗を新築して営業再開。
昭和39年には「つゆの素」を販売します。
昔は、各家庭でだし用昆布と鰹節で「だし」をとってから調理していたのが、
「つゆの素」には既にだし入りとなっているので、お湯などで薄めると即席のめんつゆが出来上がります。
もっと最近の商品なのかな?と思っていたのですが、50年以上も前に「つゆの素」が販売されていたのですね。
料理に時間をかけないタイプ(笑)なので、だし入り調味料は便利です。
それに「だし」を入れることで、塩分も控えられます。
鰹節体験教室を開催、子供たちに食育活動を行っている企業
本社内で、近隣の子供たちを集めた「鰹節体験教室」を実施して、食育啓蒙活動を行っています。
子供のうちから、「本物の味」を知っておくのもいい経験になりますね。
こちらは予約制との事で、既に3月末までの予約は締め切りとなっていました。
平日のみの開催なのに、予約が多いとは…。それほど人気講座なのかもしれませんね。
すべて「にんべん」さんのHPから引用しました。
興味のある方は「にんべん」さんのHPをご覧下さい。
スポンサーリンク