はじめての着物を買う前に…実体験を元に気を付けてほしい事をまとめました

2016-10-31

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こんにちは、ぴあのねこです。

これからの季節、七五三やお正月、成人式、大学などでは卒業式で和装の機会が増えてくると思います。

成人式に向けて着物をレンタルするお店も増えてきました。振袖は結婚してしまうと着れないですからね。

私が何度か足を運んでいた、某大手チェーン店も振袖のレンタルをしていましたが、レンタルの予定で来たお客さんが振袖を買う流れになってしまったのを何度か見てきました。

健忘録も兼ねて、私自身が体験したこと・着物を買うに当たって気を付けた方が良い点をまとめてみました。

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小物類を買いに行ったはずが…?

妹の披露宴で、結婚する際に親が持たせてくれた訪問着を着ることにしました。

母は一時期和裁を習っていたので、母は着物に関しての知識はあります。

式場で、両家の親族の着付けを引き受けてくれるとの事で、事前に必要な小物類を確認したところ、帯締めなど着付けする際に使用する小物が数点足りない事が判明。母から名称をきいてメモ。今後も使用する可能性があるし、小物類はそんなに高くないからこの機会に買っておこうと思い呉服店へ。

呉服店って敷居が高い…というか、なかなか気軽に入りにくいですよね。

なので、某大型店にテナントとして入っている、全国チェーンのお店に行ってきました。

平日の夜というのもあり、店は閑散としていました。

お店に入ると、すぐに店員さんが話しかけてきました。

私も早く小物を買って帰宅したかったので、欲しい小物を店員さんに伝えるとすぐに用意してくれました。

会計を済ませている間に雑談。店員さんと好みが合うようだったので、「せっかくお店に来たんだし、見せたい反物がある」と店の奥から帯を持ってきました。

カジュアル着物の部類に入る手頃な値段で買える帯だったので、「こういったのが一枚あっても良いな」と思いました。

帯がある…ということは、当然着物も必要になってくるわけで、現在持っている着物とは一見で不向きであることが素人目線でもわかりました。

訪問着は結構な値段したので、そう何度も着るのは勿体ないし。

店員さんもそれを狙っていて、今度は反物を持ってきました。プリント柄の反物と長襦袢。

そして、これから寒くなるから羽織が必要だよと。

月々の分割払いで買える値段だったので、買うことにしました。

 

 

仕上がり日に取りに行くだけの予定が…?

それから一か月後、仕立てが済んだとのことでお店に取りに伺いました。

仕立てが済んだ着物を試着して、自分でも着れるように着付教室も開いているとのことで申込みました。

ここからどんどんセールスが増えていきました。

「今では希少価値となってしまった、結城紬の反物がある」

と、来店日に合わせて「○○様(私の名)向け商品」と書かれた札がついている反物を持ってきました。

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「真冬に着ても温かいから」ということで、実際羽織ってみると本当に温かかったです。

糊がついているのでゴワゴワとした素材でしたが、仕立てが終わると柔らかくなるとのこと。

月の支払を3万までと決めていたので、今回も買うことにしました。

今回で買うのは一休みして、着付けを頑張ろうと着付け教室の予約を増やしてみました。

当然、担当の店員さんと顔を合わせる機会が増えてきて、当然のことながらセールスも増えてきます。

が、あまり好きではない柄が多かったので、お断りしました。

着物が増えていくうちに、素人だった私も目利きが効くようになりました。

一番最初に買った着物はポリエステル製で滑りやすいのもあって、縫うのが大変だったそうです。そういったのもあって袖下の縫い目が雑になっていたのを見つけました。

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イベント会場にて

セールスを断り続けて2ヶ月。

作家さんが来場するイベントに誘われました。

子供の頃も、母と一緒に別の店だけど呉服店のイベントに行った事があるし、製作者サイドの話を聞けるのは面白いなと思って行ってきました。

時間がとれず、イベント期間前に2時間限定で限られたお客さんだけが入れるという時間枠で行きました。

いかにもお金を持っていそうなお客さんが多くて「場違いだったかな?」と思いつつ入店。

年代層も私の世代で若いほうかな?と思いました。

作家さん達も暇だったみたいで、気さくに私のような客にも声をかけてくれました。

声をかけてくれた作家さんは、私と同じ生まれの県。地元トークにはずんで、作家さんのセールストークだったとわかっていたものの、「オリジナルの帯を作ってあげたい」と帯のサンプルを見せてもらい、「これは何としても買わなきゃ」と思いました。

店員さん達はかわるがわる私の所にきて「いいな~!○○さんからオリジナル作ってもらえるなんて羨ましい~♪」と耳打ち。

帯だけではなく、お友達の作家さんの反物も選んでくれました。

初対面の作家さんなのにプロだからか私の好みを既に把握している状態。

反物も一目で気に入りました。

問題は、いくら分割払いとはいえ、そろそろ支払がきつくなってくる頃。

この頃から一番最初に買った着物はハズレだったと思うようになりました。

気に入ったけど支払いが…と躊躇していたら店長さんが登場。ギリギリまで値下げして買う事にしました。

長くなるので、続きは次回upします

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